【双子妊娠のつわり】いつからいつまで続く？症状やピークの体験談

妊娠中に約80％の人が経験するといわれる『つわり』

とくに多胎妊娠だと、単胎妊娠より情報が少なく、「いつからいつまで続くの？」「双子はつわりが重くなる？」といった不安がありますよね。

実際に私自身もつわりを経験し、37週で双子を出産しました。

この記事では、私が双子妊娠中に経験した、つわり症状や期間、単胎妊娠との違いについてまとめています。

【双子妊娠のつわり】妊娠5～14週目まで続いた

私の場合、双子妊娠中のつわりは、妊娠5〜14週目まで続きました。

ほとんどの場合、つわりは妊娠4～16週目ごろまで続きます。

妊娠8週～9週につわりのピークを迎えると、妊娠前より体重が3kg減り、水分補給さえ困難な状態。

妊娠10週目ごろに少し落ち着きましたが、それでも約1ヶ月ぐらいは体調に波があり、すっきりしない日々が続きます。

つわりが落ち着いたのは14週目で、それ以降は出産まで症状が現われませんでした。

つわり期間が終わって一番嬉しかったのは、ご飯が美味しく食べられること。

つわり中に減った体重を取り戻そうと、しっかり食事をとるよう意識しました。

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【体験談】双子妊娠中に感じた5つのつわり症状

私が双子妊娠中に感じたつわり症状は、以下の5つでした。

つわりの症状は、妊娠中にホルモンバランスが変化することで引き起こされます。

医学的には悪阻(おそ)と呼ばれ、妊娠初期に起こる吐き気や嘔吐などの症状です。

吐きづわり【妊娠5～9週目】

妊娠5週目に、つわりの代表的な症状『吐きづわり』が始まりました。

この時期にとにかく大変なのが、食べられるものを探すこと。

食べられると思って口に入れても吐いてしまったり、食べることを考えただけで気持ち悪くなってしまったりしました。

吐きづわり中は、脱水症状を防ぐため、水分補給を優先し、食べられるときに少しずつ食べるのがオススメです。

食べつわり【妊娠6～8週目】

妊娠6週目になると、『食べつわり』も始まりました。

食べつわりとは、空腹になると気持ち悪くなる症状のことです。

本来なら食べ物を口にすると少し和らぎますが、吐きづわりもあったので、空腹でも食べても気持ち悪い状態……

の繰り返し。

食べつわりが終わるころには、妊娠前より体重が3kg減っていました。

においつわり【妊娠7～9週目】

さらに追い打ちをかけるように、妊娠7週目には『においつわり』も始まります。

においつわりは、特定の匂いに敏感になり、吐き気を感じる症状です。

今まで感じたことのなかった自分の体臭が気になり、好きだった柔軟剤の匂いも不快に感じるように。

湯気が立つものや匂いの強いものは、基本的にすべて気持ち悪くなります。

匂いを避けようと口呼吸が多くなり、常にのどが渇いた状態でした。

フルーツならお腹を満たして水分補給もできるため、常備しておくのがオススメです。

眠りつわり【妊娠9～11週目】

『眠りつわり』は、常に眠い状態が続くタイプのつわりです。

私の場合は、妊娠9週目から症状が出始めました。

しっかり寝ていてもすぐに眠くなり、気を抜くと意識が飛びそうになります。

眠りつわり中は、車の運転や遠出は避け、眠くなったらすぐに仮眠できる環境にしておくの無難です。

よだれつわり【妊娠10～12週】

妊娠10週目になると、今度は『よだれつわり』が始まりました。

よだれつわりは、唾液の分泌量が増え、口の中に唾液が溜まり続ける症状です。

飲み込むと気持ち悪くなるので吐き出しますが、すぐに口の中が唾液で溢れかえる状態。

そして一番つらいのが、寝るときです。

寝ている間も口の中に唾液が溜まるので、溺れそうになります。

出掛けるときには大きめのタオルを持ち歩き、口が広く中身の見えない缶ボトルに唾液を吐き出すのがオススメです。

夕方以降につわりが重くなる

つわりは英語で「Morning sickness」といい、朝に症状が出やすいといわれています。

しかし私のつわりは、朝よりも夕方から夜にかけて酷くなりました。

ずっと船酔いしているような感覚になり、吐き気も一気に強くなります。

入浴すると気分が悪くなるため、上の子は夫に入れてもらい、自分はシャワーだけで済ませていました。

つわりは多胎妊娠も単胎妊娠も同じくらいキツイ

私は多胎妊娠と単胎妊娠の両方を経験しましたが、どちらのつわりも同じくらいキツかったです。

どちらもつわりが始まった時期は妊娠5週目ごろで、期間も2ヶ月程です。

食べられなくなったも、食べられたもの、気持ち悪いことや吐き気などの症状も同じでした。

多胎妊娠はつわりが重くなるといわれていますが、私の場合は当てはまりませんでした。

つわりが重いときは『母健連絡カード』を書いてもらおう

つわりが重く仕事に行くのが難しい場合は、病院で『母健連絡カード(母性健康管理指導事項連絡カード)』を書いてもらいましょう。

母健連絡カードは診断書に代わる正式な証明書ですが、つわりなどの正式な病名がない場合でも発行してもらえます。

会社で「つわりが重い」と伝えても、「病気じゃないでしょ？」「私は仕事してたわよ！」なんて心無い言葉を吐く人がいます。

母健連絡カードは、国が認めている働く妊婦の権利です。

つわりが重いなら遠慮せず母権連絡カードを書いてもらい、会社に提出しましょう。

【双子妊娠のつわり】いつからいつまで？｜まとめ

つわり中は食事もままなりませんし、本当にしんどいです。

「赤ちゃん2人分の栄養を摂らなきゃ！」と考えすぎると、それが負担になり、食べられない自分を責めたりしがち。

とはいえ、胎盤を通して赤ちゃんへ栄養が贈られるのは妊娠中期以降ですし、そのころには症状も落ち着いていることが多いです。

つわりのメカニズムは現在でも解明されておらず、症状や対策も人それぞれ違います。

ただ間違いないのは、つわりはお腹の赤ちゃんが成長している証。

今までしんどかったのが嘘のように元気になるので、あまり一人で抱え込まず過ごしていきましょう。